大学の講義の教科書は、中学や高校のように決まったものがあるわけではありません。先生方は、いろいろな本を、書店で見たり出版社から取り寄せて検討します。そして、自分の講義に最適で学生に教えるに最もふさわしいものを厳選しています。
ところで、山梨大学では、今後講義で英語の教科書を使える場合にはなるべくそうしていこうとしています。 【参考URL】 (語学の講義や大学院の講義は別として、現状では学部のほとんどの講義では日本語の教科書が使われています。) 英語の教科書導入も検討する必要がありますが、一般に入手難で高価です。選定も難しいですし学生にもおいそれとは勧められません。
先端材料理工学科には、電子書籍はどうかと検討している先生もいます。1000円程度の手頃なものが多く、スマートフォンなどで簡単に読むことができるからです。
実際に試してみると講義で使うにはなかなか課題が多そうなのですが、こんなところでも地道な工夫をしているのですね。
* 人物写真については、本人の承諾を得て掲載しています.
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