田代 海渡(神奈川県出身,2018年度入学) 岩本 優歌(愛知県出身,2017年度入学) 松村 咲紀(群馬県出身,2016年度入学) 丸 詩門(東京都出身,2019年度大学院進学) 岩本 亘平(長野県出身,2012年度入学) 岡部 菜央(静岡県出身,2012年度入学) 高木 裕太(静岡県出身,2012年度入学)
田代 海渡(神奈川県出身,2018年度入学)
材料を開発し、未来を拓くことを夢見て
私はまだ世界にない材料を生み出し、世界をより便利にすることに魅力を感じ、先端材料理工学科に入学しました。この学科では数学、物理、化学を主軸に幅広く、そして深く学ぶため難しく感じることがあります。しかし、学びを深めていくと、疑問点の解決にいままでに学習した知識や技術が応用できることがあり、こういったときに学習の繋がりを感じます。これは幅広く学ぶ先端材料理工学科の強みだと私は思います。結果として、各分野で学んだことを結びつけて応用できれば、今まで生み出せていない研究開発が可能になります。また、山梨大学は長期休暇の留学プログラムが充実しているため、仕事の視野を広めたり、海外の考え方やものの見方を学ぶことのできる環境が整っていると思います。私自身、春期留学に参加して海外で働くことを考えるようになりました。こういった視野を広げる活動を通じて、社会に貢献できる人材に成長出来る事が、自分の楽しみとなっています。
岩本 優歌(愛知県出身,2017年度入学)
友人達と取り組む勉学と大学生活
先端材料理工学科の最大の魅力は、物理、化学を両方とも学ぶことができる点です。先生方の研究内容も多岐にわたっており、私自身、化学を学びたいと思っていましたが、実際に先生方のお話しを聞くことで物理にも興味を持っています。物理、化学両方を学ぶため、実験が他学科よりも多い事は先端材料理工学科の特徴だと思います。事前予習で原理を理解することで、実験結果を予測しながらグループで協力して進めていく実験はとても楽しいです。毎回レポートが課されますが、空きコマや授業後などの時間を利用し、友人と図書館などで行なっています。また、1学年約35~40人と他学科と比べると人数が少ないため高校のクラスと同じような雰囲気です。授業や実験を通じて、学科の人や先生方と仲良くなりやすいことも魅力の1つに感じています。先端材料理工学科は授業数が多く大変ですが、バイトや部活、友達と遊ぶ時間もあり、充実した毎日が送れています。
松村 咲紀(群馬県出身,2016年度入学)
興味や疑問を突き詰められる環境
先端材料理工学科では、数学・物理・化学といった様々な専門分野を学ぶことができます。そのため、一つの物事に対して複数の視点を持つ力を身に付けることができます。また、学生の人数は少なくそれに対する教員の人数が多いため、生徒一人一人が興味を持ったことや疑問に思ったことを突き詰めていけるような環境が整っています。私自身、高校教員の免許取得を目指しつつ、キャリアハウスという研究室早期配属のプロジェクトにも参加しています。教員免許取得に必要な授業と学科の授業は時間が重ならないようにカリキュラムが組まれているため、無理なくとることができています。キャリアハウスというプロジェクトでは、自分の興味を持った分野の研究を早い時期から突き詰めることができます。研究をする中で、自分に足りない知識や技術に気が付きそれがさらに普段の授業への意欲にもつながっています。授業数が多く、大変なこともありますが、それ以上に充実した毎日を過ごしています。
丸 詩門(東京都出身,2019年度大学院進学)
大学院での新たな学び
先端材料理工学科では物理系から化学系まで幅広い分野の研究が行われており、理論系の研究から実験系の研究まで、学生一人一人の興味に応じた研究に取り組むことができます。また、先生方との距離も近く、教授とのコミュニケーションが取りやすいのも特徴の一つです。 私は大学院修士課程から本学科へ入学しました。学部時代は他大学の電気電子工学科に所属し、主に電気回路、電子回路といった電気工学分野を主として学びました。学部2年生の頃から、電気系の実験に従事するのではなく、実験結果に潜む原理を説明する基礎理論を発見し、構築することに関心を持ちました。本学科は実験系と理論系が連携をして研究を進めている点もあり、進学を決意しました。 現在は、量子力学的な動作に基づいたデバイスの高効率化を実現できるような基礎理論の構築を目指し、勉強・研究に励んでいます。新しい環境で最初は慣れないことも多々ありましたが、充実した研究生活を送っています。
岩本 亘平(長野県出身,2012年度入学)
昨年4月より、私は山梨大学工学部先端材料理工学科に入学しました。私はこの学科の第一期生です。新学科ということもあり、質の高い情熱的な授業が日々展開されています。1年次では工学で使う基礎数学や、高校よりも少し難易度の高い基礎物理や化学を学び、工学を学ぶための土台を作ってきました。実験などの体験を通して物理化学を体験し、座学で学んだことへと繋がっていくことも多くありました。また、キャリアハウスに参加している学生も多く、自主的に学生自らが学ぼうとする姿勢がとても強いです。私もそこでより深い数学を学んでいます。私はこの学科で学ぶことができてとても光栄に思っています。
岡部 菜央(静岡県出身,2012年度入学)
先端材料理工学科は多くの分野を学ぶことが出来るのが特徴です。私は化学を専門に学びたいと思い入学しましたが、今は物理分野も視野に入れて、将来を考えています。また、この学科では高校の理科か数学の教職免許を得ることができます。私は理科の教職免許を取るため、勉学に励んでいます。学生の負担が少なくなるよう、大学側がとても協力的です。他に、「キャリアハウス」の「ティーチサイエンス」に参加しています。授業よりも本格的な実験に取り組むことが出来ます。昨年度はスターリングエンジンを作ったり、万有引力定数の測定をしたり、様々な実験を行いました。学ぶことが多く、大変ですが充実した大学生活を送っています。大学に入って軽音楽サークルで活躍しています.毎日めまぐるしくアットいう間に過ぎてしまいます.気がついたときには,定期テスト.どんなに苦しくとも手を抜かず,現在大過なくやっています.
高木 裕太(静岡県出身,2012年度入学)
先端材料理工学科では実験室での実習科目が多くあります。化学実験、物理学実験の両方について高校で行う実験よりも難しく、楽しい実験を行うことができます。繊細な器具の使い方を学び、それを使ってより高度な考察を行うことができます。授業では他の分野の基礎となる数学はもちろん、化学、物理、物理化学の分野を中心に勉強していきます。そのため材料を研究するための基礎をしっかりと築くことができます。また、山梨大学にはナノ材料研究センターとクリスタル科学研究センターがあり、最先端の材料について学ぶのにうってつけの環境があります。材料について学びたいという人は是非山梨大学先端材料理工学科を受験してください。