フォトルミネッセンス・スペクトル

 半導体結晶や絶縁体結晶におけるフォトルミネッセンスとは、光によってエネルギーを与えられた物質が、光によってエネルギーを放出する現象のことです。放出された光を分光してフォトルミネッセンス・スペクトルが得られます。半導体や絶縁体では、電子が伝導帯から価電子帯に遷移する(電子が正孔と再結合する)際のフォトルミネッセンスが重要です。そのスペクトルを測定し、検討することによって、その物質の性質について多くの情報を得られるからです。当研究室では量子ドットやナノ粒子のフォトルミネッセンス・スペクトルを測定しています。写真の手前にある白と黒の箱状の機器は分光器です。

フォトルミネッセンス測定システム

渡辺研究室
渡辺研究室
山梨大学工学部先端材料理工学科・機械システム工学科