武井・齋藤研究グループ

「ソフト化学的手法を用いた結晶構造制御」

武井・齋藤研究グループ図1

研究グループメンバー

武井貴弘 教授
齋藤典生 助教
博士課程2名
修士課程7名
学部生12名
(外国人4名含む)

研究1 層状化合物のソフト化学特性に関する研究

層状リン酸塩、粘土化合物や窒化物について、イオン交換、インターカレーション等のトポタクティックな反応を利用して、その構造や特性を制御した新しい無機化合物を合成する。
武井・齋藤研究グループ図2

研究2 水熱条件下での新規無機化合物の合成

比較的低温での水熱反応を用いて、出発物質の持つ構造や特異な原子価を残して新しい化合物を合成し、また無機および有機成分を構成要素とする化合物を合成する。
武井・齋藤研究グループ図3

研究3 無機-有機複合多孔体に関する研究

有機分子のミセル液晶を利用して、特殊形状の細孔を持つ無機質多孔体が合成できる。この無機質多孔体の化学修飾により、無機-有機複合化して吸着特性の向上を目指す。
武井・齋藤研究グループ図4

社会への貢献

従来の混合・焼成と比較して極めて低エネルギー・低環境負荷である、ソフト化学的手法や水熱合成法等を用いて結晶構造を制御し,新規無機化合物の創製と新機能の発現,特に多孔体の特異吸着特性に関する研究を行うことで、特に環境にやさしい材料合成および環境を積極的に浄化する材料などの合成を目指している。

武井・齋藤研究グループってどんなとこ?

1週間、1年間のスケジュール
○ゼミ(週1回)→英語論文の解説
○中間報告会(月1回)→研究の進捗状況の報告
○三大学合同研究会(年1回、9月)→山梨大、東工大、理科大の三大学での研究発表会
○各種学会での講演(年数回程度)
○高校生一日体験化学教室(年1回、12月)
武井・齋藤研究グループ図5

学生からのメッセージ

優しい先生達と楽しい先輩後輩と一緒に研究をしています。私は環境に関する材料の研究をしていますが他にも様々な研究を行われています。留学生もいるので、英語の勉強や国際交流ができます。大変な中でもやりがいのある研究ができ、毎日充実した学生生活が送れる楽しい研究室です。

教員からのメッセージ

楽しく、かつ厳しく実験・研究に取り組み、社会で通用する力(基礎学力・発表能力・語学力・資格)を身につくように指導している。
武井・齋藤研究グループ図6